薪ストーブ

【薪ストーブ】薪の燃焼時間はどのくらい?間違った薪の焚き方

 

薪の燃焼時間は薪の種類によって変わってくることはご存知かと思います。

私も出来ることなら薪には長い間燃焼していただきたいです。しかし、間違った方法で燃焼時間を長くしてしまっている場合も存在するので、注意しましょう。

 

空気量を絞りすぎる

 

空気量を絞れば、薪は静かな炎を放ち、一見すると火持ちが良いのではと感じることがあります。

しかし、実際は、炉内で薪がしっかりと燃焼しているのではなく、燻っているだけです。燻っていれば煙の量も多く、煙突へのダメージが大きいです。結果煙突掃除の回数が増える可能性があります。

したがって、無理に空気量やダンパーを閉めるのは控えましょう

 

 

薪が大きすぎる

 

私もごく稀に太い薪を使用することもありますが、頻繁に使用するのは控えましょう。理由は前述と同じく、薪が燻ってしまうからです。

太い薪を使用したい場合は、必ず炉内には最低でも2本以上は薪を投入するように心がけましょう。

薪は単体では燃焼することはできず、必ず薪同士で干渉し合いながら燃焼していきます。なおさら太い薪だと不完全燃焼に繋がるので、温度計を観察しながら2本以上の薪で燃焼させましょう。

 

 

薪の燃焼時間

 

私が愛するナラやニセアカシアやケヤキなどの広葉樹では長くても2時間で燃焼してしまいます。常に煙突へのダメージと、ストーブ本体へのダメージを考慮しながら焚いています。
もしも、動画投稿サイトなどで「燃焼時間5時間」などとうたっている場合は空気量をかなり絞っているので注意して視聴してください。