着火剤は主に2種類に分けられます。
天然
杉っぱ
松ぼっくり
カンナ屑
シラカバ樹皮
etc.
人工
石油系着火剤
パラフィン系着火剤
固形燃料
etc.
筆者の経験上おすすめなのが、
松ぼっくり
パラフィン系着火剤
の2つです。
杉っぱやカンナ屑は着火性は抜群ですが、燃え尽きるのが早く、焚き付けに火が移る前に消えてしまうことが多々あります。
それに比べて松ぼっくりは燃焼時間が長く、消えたとしても火吹き棒で風を送ると再び燃え出します。
石油系着火剤は値段が安く、着火性も抜群ですが、臭いが気になるのと、揮発性なので正しく保存しないと使えなくなる場合があります。
それに比べてパラフィン系着火剤は、臭いも気にならず、燃焼時間も長く、揮発性ではないため、長期保存が可能です。
以上のことを踏まえて、
松ぼっくりとパラフィン系着火剤をおすすめします。
※シラカバ樹皮と固形燃料は試したことがないので省略します
他にも牛乳パックを使う方法もあります。
牛乳パックは素材が紙とポリエチレンの層で作られているらしく、燃やしてもダイオキシンなどの有害物質は発生しないとのこと。
https://www.meg-snow.com/fun/make/special/potential/
「雪印メグミルク」より引用
しかし、大量に使うことでストーブや煙突に影響があるのか解明されてはいないので少量(牛乳パック一片ほど)のご使用をおすすめします。
筆者も少しだけ使ってみましたが、火持ちがよく、着火剤としても有能でした。
ただし、新聞紙や段ボールは煙突トップの網目に引っかかり、目詰まりの恐れがありますので控えましょう。
着火性は良いですが、燃えきらない破片が舞い上がり、煙突に吸い込まれていきます。
竹も良くないとされています。
筆者も薪ボイラーを使用していた時に竹を燃料としていた時があります。
しかし、竹には油分がとても多く火力が上がりすぎてしまいストーブ本体を傷めてしまうそうです。
薪ストーブを始めてからは一度も竹を焚いたことはありません。
ストーブは鉄、または鋳物なので常に膨張と収縮を繰り返します。過度な温度変化はストーブの変形にも繋がると思います。
HACHI