[chat face=”man1″ name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]薪には寿命ありますからね[/chat]

たまにこのような事を耳にします。

しかし、私の経験と知識の上では薪は少なくとも自分が生きられている間は保管することができます

条件としては以下のポイントに注意しましょう。

・薪の含水率を下げた後は雨に濡らさない
・穏やかな風に当てておく
・地面から最低でも15センチの余裕を取る



木は主に腐朽菌の影響で腐り始めます。腐朽菌対策は以下の4つの内、1つの条件をクリアすれば大丈夫です。

・温度
栄養
水分
・酸素

栄養は土壌から、水分は天候から薪を守れば大丈夫だということです。

 

自然乾燥での良質な薪の作り方

 

実際、我が家には30年以上前の薪が原木であります。

祖父が冬に伐採し、乾燥させ、風通しの良い小屋で保管していたものです。

祖父が残したもの

 

枝薪なので乾燥しにくいため、状態が良いわけではありません。しかし、問題なく焚ける状態であります。

そもそも、薪とは木材なのです。木材もしっかり含水率を下げてから建材として使用されます。
家の柱や梁、土台に使用する木材と同様に考えれば、薪も何十年と原型を保つことができるのです。

しかし、薪は重ねて保管するため、相互に湿気を受けやすい傾向にあります。そのため、長期保管の前に含水率を20%以下にしてあげる必要があります。下準備が大事だということです。