薪づくり

【薪の長期保管】薪を大量に保管する際に崩れにくくなる積み方|スイス積みの応用

 

今割った薪を来年、または再来年に焚くとは限りません。
3年後になるかもしれないし、もしかすると5年後になるかもしれません。

長い間薪を保管する場合に気を付けたい事は色々ありますが、保管している間に、薪の収縮や地震などで、薪が崩れてしまう恐れがあります。再度重ね直すのは大変なので、できる限り崩れないように注意したいです。

今回紹介するのは、薪の重ね方の中でも最も崩れにくいとされるスイス積み(円形積み)をアレンジした方法です。

 

 

スイス積みの応用スイス積みの応用

 

 

スイス積みを長方形にして重ねています。
この重ね方のメリットは、

  • スイス積み同様崩れにくい
  • 井桁よりも高く積める
  • 狭いスペースを活用できる
  • 長さがバラバラな薪を重ねられる

と、スイス積みのメリットが含まれているので頑丈で、さらにファヴン積みの様に狭いスペースに積むことが出来るので空間を無駄にしません

井桁であればある程度の高さまで積むと崩れやすくなってしまいますが、この積み方であれば問題なく高く積む事ができます。
※150㎝以上積みましたが、震度6の地震でも崩れませんでした。

 

長い期間薪を保管する際には雨に当てない工夫が必要です。私はビニールハウスの中に保管しているので、本格的な薪棚が無く、井桁やスイス積みで保管しています。
そうした中で強い耐震性を持ったスイス積みが凄く好きでいつも活用しています。

 

 

HACHI