薪を作るのは重労働を伴うことが多いです。森に足を運び伐採し薪を作る場合は、いかに安全で楽に作業する事が重要になります。今回は、原木や玉切り、割った薪を運ぶ時に使用する道具を紹介します。
目次
ピック
原木や丸太を楽に移動できる道具。先端が鋭利になっており、原木に突き刺して持ち上げたり、引きずって移動させたりする。
トング(リフティングトング)
主に玉切りされた丸太を持ち運ぶ時に使用する。ハサミのような形をしており、先端を丸太に食い込ませて持ち上げる。しゃがむ事なく丸太を持ち上げる事ができるため、腰への負担を軽減する事ができる。樹皮がツルツルとしたサクラなどは引っ掛かりが悪く、持ち上げられない時もあるため、十分に食い込みを確認してから持ち運ぶよう注意が必要。
一本あれば作業が楽になる。二本あったほうが両手で玉を持ち運ぶ事ができるため、できれば二本揃えておきたい。
てみ
主に農作業に使用する道具だが、割った薪の移動にも活用できる。
薪棚に薪を重ねる時などに使用すると台車から一度に多くの薪を運ぶ事ができる。また、トラックなどに乗せる際も効率よく作業ができる。道具自体も数百円と値段も安いので一つは持っておきたい。