薪ストーブに使用する薪は、どうしても太く作ってしまいます。
なぜなら、
火持ちがいいから
というのは実は間違いで、確かに太ければ燃焼時間は長いですが、あれは薪が効率良くエネルギーにならずに燻っているだけです。薪本来の熱を放射することができないので、部屋が暖まりにくかったり、不完全燃焼で煙突にダメージ(煤)を与えてしまいます。
薪の大きさの目安は、一片が10㎝程度になるように心がけましょう。
もちろん薪は細くすればするほど乾燥しやすいし、細いと火持ちは良くないのかと考えがちですが意外とそうではありません。思い切ってもう一割してみましょう。
今日は父と二人で作業していました。中には一片が15㎝位の物もあり、これは太すぎるなぁと会話していました。3年間乾燥させていたので水分は随分と無くなっていました。
薪割機は NAKATOMIエンジン薪割機ELS-7T を使用しています。
つい欲張って太割にしていたのですが、昨シーズンに太割を焚べていたら燃焼効率が悪かったので初心に帰った次第です。
しかし、たまには太割も必要になるのが薪ストーブ。太割にはデメリットも多いですが、あると便利なのも事実です。そんな時は細割りと一緒に焚いて、干渉させながら上手に焚いていくしかないです。