薪づくり

【検証】薪割りしてから半年経ったサクラとコナラの含水率を測定してみました

 

 

 

 

今回、含水率を測る薪は今年の4月に割って乾燥させているヤマザクラコナラです。

 

 

ヤマザクラ

 

初めにサクラの含水率を見てみました。

 

当初の写真

 

現在の写真

 

雨に濡れた部分が黒ずんでいます。

 

いい感じのサイズを抜いてみました(1辺10㎝程)

 

薪の黒ずみ表面は黒ずんでいますが濡れていない部分は綺麗な色をしています

 

割って中心部を測ってみました

 

薪の含水率樹皮に近い側

 

割った表面に近い側

 

思ったより乾燥していました。目安ではありますが、十分ストーブで焚けるのではないでしょうか。

 

 

コナラ

 

次にコナラを測ってみました。

 

当初の写真

 

現在の写真

 

雨に濡らさなかったので木口の黒ずみは見られませんが、カビが多く見られます。
カビよりもショックな出来事が、、、

 

虫喰いによる粉

 

樹皮の間から大量の粉が吹いていました。産卵されたのでしょう。

 

割ってみると粉が凄すぎて呼吸ができませんでした

 

住居人が居ました

 

薪一つにこんなにも住人が、、、(数えてみてください)

 

虫喰いが酷かった理由は色々考えられます。過去に記事を書いているので参考にしてみてください。

 

自然乾燥での良質な薪の作り方 良い薪の条件は大きく分ければ二つ ・乾燥状態の良い薪 ・虫喰いの少ない薪 以上の薪を作るために日々...

 

今回の原因は、薪作りの時期が遅すぎた事だと思います。

 

 

測定しました

 

妥当な値だと思います。冬になればもっと乾燥が進むと思うので来春には焚けるのではないでしょうか。

 

 

 

検証結果

 

 

4月に薪作りをした割には良く乾燥されていたと思います。

しかし、やはり薪作りは冬に行うべきですね。

薪は乾燥すればするほど虫の被害は少なくなりますし、一年後には十分焚けるくらいになっているという事です。