薪づくり

【薪の乾燥】3年前に伐採されたヒバの含水率を調べてみた結果

 

「薪は割らないと乾かない」

と言われています。薪の水分は樹皮から抜けることは少なく、木口や割った断面から抜けていきます。

直径10センチ程度の丸太でも割らなければ乾燥に時間がかかるので、皮を剥ぐか割って乾燥させた方がいいでしょう。

 

 

3年前に伐採した庭のサオヒバ

 

 

今回含水率を測定したのは3年前に伐採して放置していた植木のサオヒバです。

 

 

測定結果

 

22パーセントは決して焚いてはいけない数字ではありません
しかし、良質な薪とされている含水率は20%以下です。

私自身いつも焚いているのは15%以下の薪なので、それと比べると22%は高いと思いました。

さらに、ヒバなどの針葉樹は割って乾燥させれば、半年〜1年の乾燥時間で十分15%の数値まで下げることができます。

細ければ細いほど、短ければ短いほど乾燥時間を短縮できるので、薪割りをする時には太さに気を遣って薪作りをしています。

 

これからの季節、薪割りは良い運動になるのでたくさん割っていきましょう!!!

 

自然乾燥での良質な薪の作り方 良い薪の条件は大きく分ければ二つ ・乾燥状態の良い薪 ・虫喰いの少ない薪 以上の薪を作るために日々...