薪づくり

薪ストーブで小枝の薪は焚けるのか〜導入する前はこんなに薪を消費するとは思わなかった〜

 

薪ストーブを導入して後悔しているかと聞かれれば、答えはNOです。

しかし、薪の消費は年ごとに異なり、シーズンを通して消費する量は我が家では6〜8㎥です。
10㎥消費する家庭もあります

問題となるのがほとんどのが薪集めでしょう。

自分の山を所有している方でも、薪集めは重労働ですし、薪を誰かから譲って頂く場合も、先方の条件を呑まなければ人間関係は上手く築けません。

薪あげるからさ、枝も処分してよー!

と言われるパターンが多いです。これを「小枝問題」と言います。

 

では、小枝は薪ストーブで焚けないのでしょうか。
結論的には焚けます!

しかし、小枝は乾燥しにくいので、樹種によっては焚き付けには向かないでしょう。

焚き付けに向いている樹種は針葉樹です。サクラやケヤキ、ナラなどの広葉樹は乾燥しても火付きが悪く、焚き付けには向いていません。それでも薪ストーブで処理したい方は、炉内が熾で満たされている時に投入するのが良いでしょう。

では、小枝の処分をどうしたら良いのかと言いますと、市町村によっては、家庭内ゴミ袋に入れて可燃ごみとして出せる場合もあります。

そのほかには、

・焚火
・ウッドチップ

などが考えられるでしょう。

ウッドチッパーは私も欲しいと思っていました。

今は、乾燥させてから焚火やかまど料理の燃料としています。

薪ストーブの燃料としては劣るので、状況に合った処分方法が求められるでしょう。

もしも、野焼き処分する場合は、事前に消防署への届出が必要です。最終手段として考えておきましょう。