栗の木は腐りにくいことから、家の土台やウッドデッキの天板に使われることが多いです。
私も湿気の多い場所に栗が使われている建築物をたくさん見てきました。
今回頂いた栗の原木は伐採から2年もの間、森に放置されていた物です。
それも、地面に直置きで、湿気を全て吸っていました。隣に置いてあったサクラは土に還るようにほぼ原型を留めていませんでした。
樹皮こそボロボロで見た目は悪いですが、少し削ってみると立派な芯が出てきたのでありがたく頂いてきました。
今回栗の生木を切ってみて、匂いと断面から、以前クリかクルミで悩んでいた木の正体が分かりました。正体はクリです。
栗の土台を薪にして焚いたことがありますが、火持は良かったと思います。しかし、熱量が高いかと言われるとナラやケヤキには敵いません。シーズン序盤や終盤に焚いていこうと思います。シーズン真っ最中で熱量を求めるときはケヤキを焚きがちです。あと、驚く方もいらっしゃると思いますが、唐松もケヤキ同様に熱量が抜群です。唐松は細くても太くても使い勝手が良くて大好きです。栗の話から外れてしまったので、以上、2年放置された栗の状態報告でした!!!
HACHI