先日このような木を貰いました。樹皮は網目状に剥がれており、おそらく樹齢によるものだと思います。初めて見る木ばかりの薪ストーブライフですが、正体の分からないままが一番悔しいです。ずっと調べ続けてしまいます。
父に聞くと、トチノキだと言うのですが、図鑑で調べると似たようなものが多くはっきりとは分かりませんでした。
樹皮の他にもヒントが隠されており、小さな葉っぱが付いていました。
トチノキの場合は掌状複葉なので可能性は0となりました。葉は桜に似ています。
- 樹皮が剥がれ落ちる
- 葉は落葉広葉樹
- 葉が桜に似ている
以上を踏まえて、私なりに答えを導き出しました。
直径が30センチもないので老木かどうかの判断は難しいのですが、調べた結果一番樹皮が似ていました。
ウワミズザクラに似ているかなあと思いましたが、割った感じがサクラではなかったのでミズメが一番可能性が高いです。
ミズメの他にはバッコヤナギを頂きました。バッコヤナギは以前も頂いたことがあるので直ぐに分かりました。
頂いた原木は直ぐに私が玉切りし、父が薪割り機にて割っていました。この日は4月半ばだったので薪作りには遅いくらいです。梅雨入り前にはできるだけ乾燥させたいので急いで薪にしました。これ以上遅ければ薪にはせずに原木のまま梅雨を越させます。
湿気が多い時に水分の多い薪を割って重ねるとカビや苔、キノコが増えるので要注意です。この理由から、私の場合は暖かい季節に伐採した木は割らずに、風通しの良い場所に地面から離して原木のまま重ねています。木口には多少カビやキノコが生えますが、割った薪が犠牲になるよりも数倍安心です。そして寒くなったら薪を作るというやり方をしています。
HACHI