薪ストーブユーザーの方では薪を購入せずに、山から切り出したり、譲り受けたりと、自分の手で集める方も大きいと思います。
私は今まで薪を購入した事がありません。そこで、私が今までに実践した薪の集め方を紹介したいと思います。
目次
山から切り出す
1番無難な方法です。
しかし、人から譲り受けることが多いため切り出した数は少ないです。薪がなくなったら山行こうかなぁと考えている間に次から次へと声がかかるので貰いに行ってます。ほんとなら毎年山から切り出してきたものを薪にするのが理想的です。
自治体での伐採木の無料配布に参加
伐採木が工事現場から大量に出た場合には、自治体主催で伐採木の無料配布があります。沢山貰える時と、先着順の場合があるので期待はできませんが、住んでる地域のホームページはいつもチェックしています。
「〇〇市 伐採木」で検索します。
工事現場から頂く
工事現場から譲ってもらえる薪には2種類あります。
伐採された物と、施工時に余った建材です。
伐採された物は多くの場合が災害による倒木です。台風や大雪の時期に現場から切り出されます。
施工時に余った建材とは、端材を想像されるかもしれませんが、端材ではなく松丸太です。板柵工などに使用される松杭がたまに余ったりします。
解体現場から頂く
家屋の解体では大量に木材が出ます。
塗料が塗られていたり、合板や集成材はストーブでは焚けませんが、土台や梁などは無垢の物が多く、最高の薪となります。
柱で塗料が塗られていたとしても、電動カンナで削り落とせばストーブで焚けるので十分薪を作ることができます。一年目はよくこうして薪の節約をしていました。
さらに家屋から出た木材は乾燥しているのですぐに薪として使用できます。最高です。
製材所から頂く
製材所では原木のまま雨晒しにし、辺材を腐らせ、芯だけ使う場合があります。しかし、芯も使わなければもうその木は材料にはせずに薪になります。そのような原木を今までに沢山いただきました。腐ってる部分は薪になる事はありませんが芯は重宝します。
掲示板で募集する
インターネットの掲示板で募集し、薪を頂いたこともありました。
誰も介することなく全く知らない人との取引なのでトラブルが起きる可能性があるので注意が必要です。信頼できるサービスのご利用をお勧めします。
村の長に声をかけておく
私はカントリーライフを送っています。地域には区長さんがいるので、よく区長さんから声をかけて頂いております。区長さんは仕事で災害現場を見つけては役所に報告したりもするので、倒木を見つけては私に報告してくれます。(なんていい人なんだろう)
ただ、今の区長さんも今期で引退らしいのでもう声を掛けてくれる事もなくなるでしょう。
幸せでした。ありがとう区長さん。
家の目の前にドカンと薪を置いてアピール
私たちが思っている以上に、世間では木の処分に困っています。
多いのが、
「庭の木を切り倒した」
「小屋を解体した」
「稲杭が邪魔になった」
などの産業廃棄物として困っているパターンです。
家の目の前に薪を積んで置けば必ず
「薪凄いねえ!」
と話しかけてもらえます。その時に、
「ありがとうございます。薪欲しい!くれぇえ!!」
とスムーズに薪の交渉をすることができるのです。その人がダメでも噂は広まります。木の処分に困ったらあそこさ行けば良いというイメージを持たせましょう。
今声が誰からもかからない方がいらしたら、それはアピールが足りないのかもしれません。
薪をもらったら必ずお返しをしています。
状態の悪い薪でも軽トラ一台1000円位を目安にしてお返しをしています。
(伐採現場から大量に頂いた時はタバコをカートンでお返しした事もありました)
無料の薪なんてこの世に一つもないと思うので、私は今日も大切に薪を焚くのです。
HACHI